美しく成長しつづける、私からジェーンへの贈りもの。

10年前、ジェーン・アイアデールの20周年記念にMRiは創始者Jane Iredaleと彼女の夫で副社長であるBobに、ソメイヨシノの木20本を贈りました。ノースカロライナ州の特別な苗木園で見つけたものです。それぞれ高さ6フィート（約1.83メートル）くらいでした。先週、Janeから満開の花をつけた木々を撮った動画が送られてきて、思わず涙がこぼれました。この桜はとても深い意味を持つ特別な贈りもの。毎年Janeは桜の写真を送ってくれ、一年ごとに美しさを増す桜に感動しています。

私がJaneにこのプレゼントを贈った理由は2つあります。1つ目は木を植えるスペースがあることを知っていたから、2つ目はきちんと手入れをしてくれると信じていたからです。20周年記念イベントは6月なので、桜の木が届いたのも6月です。Bobは冬が越すまで納屋に保管し、翌年の春に植えたそうです。桜の木は2列に並行に植えられていて、真ん中を歩くと、満開の時には桜のトンネルのよう。贈る相手を選ぶこの難しくも美しいプレゼント、JaneとBobへだからこそ贈ったのです。

ジェーン・アイルデールのスタッフが「お花見」を楽しむ方法を知っていること、ピクニックや散歩で集まってくれることを期待しています。今週、私はジェーン・アイルデール米国本社のあるグレート・バーリントンに行きます。アメリカも日本同様に急に気温が上がって25度になっているそうなので、私が着く頃には花が散ってしまっているかもしれません。来年は桜が咲いている季節に訪れてパーティーを開きたいと思っています。

一年ごとにさらに美しく成長していく贈りものは、今までいろいろな方に贈ったプレゼントの中でも特別なもの。毎年Janeから写真付きのメッセージを受け取るたび、心が温かくなり嬉し涙があふれます。今年、ジェーン・アイルデールは誕生30周年。ジェーンの庭で10年の成長を遂げた20本のソメイヨシノは、JaneやBob、ジェーン・アイルデールを祝い、美しく咲き誇ったことと思います。