私にとってのアンチエイジング、 それは自分を永遠に若く感じ続けること。
私がMRi(メディカルリサーチインターナショナル)を始めた目的のひとつは、「アンチエイジング」を広めることでした。日本では、多くの美容医師がアンチエイジングのために美しさを追求する治療を行っていましたが、当時一緒に働いていた松倉先生に、「10歳若く見えることは私にとってアンチエイジングではありません。」とお話ししました。私が求めていたのは、10歳若く“感じる”ことだったのです。それから私は「若返りの泉」を探すように世界中を探し始めました。
その中の一つが、キレーション療法です。これは水銀のような魚から摂取する重金属を体から排出する療法です。この療法を調べる中で、私は若い頃に入れた歯のアマルガム(銀歯の詰め物)の危険性を知り、すべて取り除きセラミックの被せ物に替えました。キレーション療法は非常に時間もコストもかかりますが、価値のある治療だと思いますし、やってよかったと感じています。ただ、アンチエイジングの一環ではあるものの、決定打にはならないと感じました。
ドイツの医師から、また中国で幹細胞治療を受けたこともあります。幹細胞は未来の医療の鍵だと考えていますが、直接的に老化を防ぐわけではありません。これにはまだ多くの疑問が残っており、適切な医師と方法、そして信頼できる治療源を見つけることが非常に重要です。
私が運命的に出合ったのがナチュラルホルモン補充療法です。この療法と出会った時、私の頭の中で鐘が鳴り響き「これだ!」と感じたのですが、すぐに信頼できる医師を見つけるという課題に直面しました。出合ってから1年あまり経った時、ソルトレイクシティにあるMedquest PharmacyでDr. Neal Rouzierが主催する3日間のトレーニングプログラムに参加しました。その時、この人こそが私が探し求めていた医師だと確信したのです。
私はMRiとナチュラルホルモン補充療法プログラムを立ち上げました。ところが会社の設立直前、WHI(Women's Health Initiative)が15年間続ける予定だったホルモン補充療法(HRT)に関する研究が、途中で中断されたのです。この研究では50歳から79歳の女性27,347人が対象となり、エストロゲンとプロゲスチンを組み合わせた試験、エストロゲン単独の試験、の2グループに分かれて追跡調査をする予定でした。しかし、ホルモン補充療法によって心疾患や乳がんのリスクが予想よりも高まることが判明し中止したとのことです。
でも実はこの研究は非常に欠陥がありました。対象となった女性たちは、平均して閉経後15年経過しており、すでに病気のリスクが高い状態だったのです。彼女たちは全く精査されていませんでしたし、研究で使用された「プロゲスチン」は、実際のホルモンとは異なるもので人工的に化学的プロセスを通じて製造された合成ホルモンです。体内のホルモンと同一の構造を持つ「プロゲステロン」は、乳がんなどの病気を予防するバイオアイデンティカルホルモン(ナチュラルホルモン)なのです。プロゲスチンは厚生省によって5年間のみの使用が承認されていますが、それはその副作用によるものです。
しかし、日本の医師たちは、この誤った研究結果に基づいて「ホルモンはがんを引き起こす」と信じ込んでしまいました。彼らが使用していたのは、厚生省やFDAが承認した合成ホルモンであり、私が研究したナチュラルバイオアイデンティカルホルモンではありませんでした。
そのため、スタートは厳しいものでしたが、私は自分の研究に基づき、自然なホルモンこそがアンチエイジングであると信じて続けました。
会社を立ち上げた直後、幸運にもジェーン・アイルデールとの出会いがありました。彼女のおかげで今の私があります。彼女は私だけでなく多くの女性たちを勇気づけてくれました。彼女のスキンケアメイクアップ「ジェーン・アイルデール」、その後に出合った「リバイタラッシュ」、そして「プレシャスプロテインプラス」「ベラージュ」、そして私自身の新ブランド「nino BEAUTY by Rikki L. ProteXidine™︎Defenseプロテキシダインディフェンス」も同様に、アンチエイジングに貢献する製品です。
私のビジネスはすべて「永遠に自分を若く感じ続けること、美しくあり続けること」に基づいています。このテーマに関しては、またこれからも皆さまにお伝えしていきたいと思います。