ホルモン療法を信じ続けている理由 ― 25年を経た今でも私はー
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今から25年ほど前、私は自分自身の健康とアンチエイジングを考えてホルモン療法を始めました。振り返ってみると、その選択が今もこうして仕事を続けられていることを支える、とても大切な基盤になっていると感じています。

また20年以上にわたり、私は「バイオアイデンティカル・ホルモン療法」について学び続けてきました。人の体内でつくられるホルモンと同じ化学構造を持つホルモンのことです。私は医師ではありませんが、長年の学びと観察、専門家の方々との関わりを通して、自分なりの視点を築いてきました。

多くの慢性的な不調や、継続的なケアを必要とする健康課題は、年齢とともに起こるホルモンの自然な減少と関係していると言われています。初期の頃、私はバイオアイデンティカルホルモンと合成ホルモンの違いについて知りました。生物学的な観点から考えても、体内でつくられるものにより近いホルモンに着目することは、ごく自然な選択だったのです。
一般的な医療の現場では、ホルモン療法は短期的な症状緩和のために用いられることが多いかもしれません。でも実際には、ホルモンはそれ以上に幅広い役割を担っています。骨密度の維持、認知機能、心血管の健康、そして代謝のバランス。さまざまな働きを、私たちの体の中で静かに支えている存在です。
だからこそ、疑問が生まれます。
ホルモン療法は一時的な対処としてだけ考えるべきものなのでしょうか。それとも、長期的な健康を維持していくためのアプローチのひとつとして捉えることができるのでしょうか。
ホルモン療法に対する懸念は、これまで主に特定の合成ホルモンに関する研究結果によるものでした。そのような知見は医療ガイドラインにも影響を与えてきましたが、現在もなお使用されるホルモンの種類やバランスによって結果がどのように異なるのか、研究が続けられています。
たとえば、エストロゲンとプロゲステロンの関係は「バランス」がとても重要です。特にプロゲステロンがより早く減少することで、そのバランスが変化し、さまざまな不調につながる可能性があると考えられています。それは今も重要な研究テーマのひとつとなっています。

先日、Dr.Neal Rouzierとマニラで1週間ご一緒し、現在はそのPart IIIのコースもオンラインで学び続けています。その中で改めて感じているのは、この分野の重要性です。
学びを深めるほどに思うのは、これからは「病気を治すこと」を中心とした考え方から一歩進み、予防や生理的なバランス、そして長期的な健康を大切にする視点へと、少しずつ移行していく必要があるのではないかということです。
これは私が大切にしている考え方であり、同時に今もなお、私の仕事の軸となっているものです。

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