ファッション、フォルム、そして洗練 ―ルイ・ヴィトンのショーを体験してー

金曜日の夜、原宿のヨドバシJ6ビルディングで開催されたルイ・ヴィトンのファッションショーを訪れました。

建築、光、音。空間のすべてが緻密に設計され、没入型の世界が立ち上がっていました。
中でも心を打たれたのは、その精度です。

 

広い会場でありながら音は澄み、わずかな乱れもなく、隅々まで整えられていました。
本当のラグジュアリーは決して声高でも饒舌でもありません。
静かな精度の中にこそ宿るものだと、改めて感じました。

今回のスプリングコレクションは控えめでありながら、確かな存在感を放つピースがいくつもありました。

ルイ・ヴィトンといえばバッグのイメージが強いかもしれませんが、
私は以前から洋服に惹かれてきました。

私にとって最も大切なのは、まず素材。
肌に触れたときに美しいと感じられなければ、ほかのすべては意味を持ちません。

次に大切なのはカッティングによるシルエットです。
身体のラインをどのように引き立ててくれるかという点です。

そして最後に重要なのが、着たときのフィット感です。

あるベストは見事な仕立てでしたが、ボタンの位置がウエストにかかり、全体のバランスが崩れてしまいました。
どれほど完成度の高いデザインであっても、着る人との調和がなくては成立しないのです。

驚いたのは、ピンクのモヘアニットです。
最初にSサイズを試したときは、特に心が動きませんでした。
ところが後からXSを見つけ、改めて袖を通してみると、同じセーターとは思えないほど印象が変わりました。

サイズが合うと姿勢が自然と整い、放つ雰囲気まで変わります。

黒のドレスも同様でした。
モデルが着ているときはボタンをすべて留めた落ち着いた印象でしたが、自分で着ていくつかボタンを外してみると、しなやかさが生まれ、ほんの少し遊び心のある一着へと変わりました。

視点が変われば、印象も変わります。

この年齢になり、洋服との向き合い方も少しずつ変わってきました。

隠すためではなく、表現するために選ぶ。

MRiではこれまでも、美しく年齢を重ねることは構造と規律の積み重ねだと考えてきました。

ホルモンバランス、筋肉の張り、めぐり、身体全体のバランス。
日々のワークアウトや、循環や組織の健やかさをサポートすることを目的としたToroidal 4Dボディトリートメントを継続することが、私に調和と強さをもたらしてくれました。

そこにある喜びは、虚栄ではなく、自由です。
何かを隠すために選ぶのではなく、自分にとって心地よいものを自然に選べるようになりました。

服の仕立てであれ、スキンケアの処方であれ、健康であれ、
洗練とは、精度と継続の積み重ねの先にあるものです。

ショーを後にしたその夜、私は美しい服への憧れ以上に、深い感謝を感じていました。

変化し続けられること。
磨き続けられること。
身体と視野の、強くしなやかに育てていけること。

私にとって、美しく年齢を重ねるとは時間に抗うことではありません。

時間とともに歩みながら、優雅さと意志、そして喜びをもって迎えていくことなのです。

 

 

 

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